写真と余白

額の外寸と、マットの外寸を分けて測る

額を選ぶときは、外から見えるフレーム全体の大きさと、中に収まるマットの大きさを混同しないことが大切です。このツールが使うのはマットそのものの外寸です。購入先が指定する寸法・収まり代を優先してください。

計算例:100 × 148mmの写真

マット210 × 297mm、各辺の重なり3mmなら、窓は94 × 142mm。左右の余白は58mmずつ、上下の余白は77.5mmずつです。写真寸法から片側分だけでなく両側分の6mmを引きます。

下側を少し広くしたいとき

同じ例で「下辺に追加する余白」を10mmにすると、上72.5mm・下82.5mmです。全体の高さは変えず、窓が5mm上に動きます。下だけ10mm足してマット全体が大きくなる計算ではありません。

重なりを増やす前に

写真の端の文字、人物の頭、サインなどが隠れないか確認してください。重なりが0の場合、写真が窓から抜けないよう別の固定方法が必要です。厚みのある作品や貴重な原画では、素材・固定・保存方法を額装の専門店に相談しましょう。

注文前の寸法メモ

  1. 写真そのものの実測値。余白付きプリントは余白も含むかを記す。
  2. マット外寸と、額に入る寸法。額の外側を測った値を使わない。
  3. 窓の幅・高さ、上・下・左・右の余白。
  4. マットの厚みと、裏板を含めて額に収まるか。

実物で確かめる

不要な紙で窓を仮に作り、写真の上に置くと、画面より切り取られる範囲を判断しやすくなります。刃物を使う場合は製品の安全説明と適切な作業台に従ってください。自力での斜め切りを前提とせず、窓抜きサービスの利用も選択肢です。

参考資料

マルニ額縁画材店:マットについてを寸法用語の確認に使用しました。文章・図は転載していません。確認日:2026年11月4日。